では、早速1人目の女優を紹介しちゃいましょ~♪
第37回(2014) | 「舟を編む」 |
第36回(2013) | 「桐島、部活やめるってよ」 |
第35回(2012) | 「八日目の蝉」 |
第34回(2011) | 「告白」 |
第33回(2010) | 「沈まぬ太陽」 |
第32回(2009) | 「おくりびと」 |
第31回(2008) | 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 |
第30回(2007) | 「フラガール」 |
第29回(2006) | 「ALWAYS 三丁目の夕日」 |
第28回(2005) | 「半落ち」 |
第27回(2004) | 「壬生義士伝」 |
第26回(2003) | 「たそがれ清兵衛」 |
第25回(2002) | 「千と千尋の神隠し」 |
第24回(2001) | 「雨あがる」 |
第23回(2000) | 「鉄道員(ぽっぽや)」 |
第22回(1999) | 「愛を乞うひと」 |
第21回(1998) | 「もののけ姫」 |
第20回(1997) | 「Shall we ダンス?」 |
第19回(1996) | 「午後の遺言状」 |
第18回(1995) | 「忠臣蔵外伝 四谷怪談」 |
第17回(1994) | 「学校」 |
第16回(1993) | 「シコふんじゃった。」 |
第15回(1992) | 「息子」 |
第14回(1991) | 「少年時代」 |
第13回(1990) | 「黒い雨」 |
第12回(1989) | 「敦煌」 |
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Huluの特徴☆米ドラマのチョイス最高!{{unknown}}
「ワーキング・ガール」は最高のエール映画でSHOW?
「街角 桃色の店」は最高のエール映画でSHOW?
ちなみにページ上の2枚の写真は「街角 桃色の店」のイタリア版DVDのパッケージだそうです。なんかオシャレな雰囲気☆ ![]() ジェームズ・スチュワートは、フランク・キャプラ映画の「素晴らしき哉、人生!」「スミス都へ行く」や、ヒッチコック映画の「めまい」「裏窓」などへの出演で有名な俳優さんで、“アメリカの良心”と呼ばれているくらい誠実なイメージが人気でした。 ヒロインのマーガレット・サラヴァンは作中では、とても明るく活発な女子を演じていましたが、1960年に50歳という若さで亡くなっているんですね。短命の美人というやつですか。往年の映画スター、ヘンリー・フォンダの最初の奥さんだった人で、フォンダと離婚後、「ローマの休日」や「我等の生涯の最良の年」の監督として知られるウィリアム・ワイラーと2度目の結婚、さらにその後、映画プロデューサーの方など2人と結婚しており、生涯で4度の結婚を経験しているようです。 「街角 桃色の店」、内容はというと、やはりルビッチ作品、ズバリ粋です。シャレてますし、温かい!人間愛で包みこんでくれます。ユーモアが随所にちりばめられているにもかかわらず、感動もして、単なるラブコメで終わらない、人生に希望を与えてくれるエールフルな元気をくれる映画です。(予告編、相変わらず日本語版は見つからず・・・英語版の予告動画はこちら) ちなみに上でリンクした予告編の中に、なんと監督のエルンスト・ルビッチが葉巻をくわえながら登場するというオチャメな場面も!この動画でルビッチの肉声を初めて聞きました(笑)「I Hope!」。4分以上もある予告編ってなかなかないですよね(笑)登場人物のマトチェック社長が役柄になりきって自分の店や従業員(すなわち映画の登場人物たち)を紹介していくという斬新なTrailer(トレーラー=予告編)になってます。 「プリティー・ウーマン」は最高のエール映画でSHOW?
「恋愛小説家」は最高のエール映画でSHOW?
「悪いことしましョ!」は最高のエール映画でSHOW?
映画「恋はデジャ・ブ」でも書きましたが、ハロルド・ライミスと言えば1984年の大ヒット映画「ゴーストバスターズ」に主演。ビル・マーレイ、ダン・エイクロイドと共に3人の博士のうちの1人を演じ、ダンとハロルドは脚本も担当しました。 ![]() 本作では、PCカスタマーセンターで働く冴えないサラリーマンを演じていて、社内のマドンナ的女性に思いを寄せるが、内気な性格から知り合うチャンスもつかめないでいる。またオタクでKYな性格から、同僚からバカにされているというキャラクター設定になっています。 一方、エリザベス・ハーレイは本作では、ブレンダンを惑わせる悪魔の化身という役。↓のようなセクシーな格好も多々しています。女優としては映画「オースティン・パワーズ」シリーズに出演しています。 でも、もっと有名なのは、映画「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」などで有名なイギリスのラブコメ俳優ヒュー・グラントと10年以上交際していたことです。結局2000年に破局して、その後、交際していた恋人との間に息子をもうけますが結婚はしていません。結婚は1度してますが、離婚。現在は元クリケット選手と婚約を発表しています。 ![]() 「悪いことしましョ!」の原題ですが、「Bedazzled」で意味は目がくらむという意味ですね。悪魔に誘惑され、つい目が眩んだという意味なら内容ともマッチします。この邦題は・・・まあ、ほっときましょう(笑)あなたなら、なんという邦題をつけますか?僕なら、そうだなぁ~「正直者は夢を見る!?」「あなたの願いごと叶えます」「ジャスト・フレンズ」「目が眩む人生」「7つの誘惑と幸せな始まり」とかかな~? さて、そろそろ本作の内容について触れたいと思います。この映画、結論から言うと最高のエール映画で、僕はいつもワケがわからなくなった時に見ます(笑)頭が混乱してきたり、気持ちがグラグラ揺れて道に迷っちゃったかな?と思った時に見ると、すごく救われるというか、勇気と希望をもらえるんですよ~☆ 内気で友達も恋人もいない青年が、突然、悪魔と名乗るセクシーな女性から「魂をくれるなら7つの願いを何でも叶えてあげるわ」と持ちかけられます。早速、青年は片思いをしている女性をモノにしようとしたり、大金持ちになりたいと言ってみたり、名声を得たい、知性を得たいと願いを告げていきます。 ところが、悪魔がいじわるをして、毎回どこか想像していた世界にならないうちに、とうとう最後の願い事を告げる時がくる。。。という、お話。例によって、ここから下はネタバレを含みますので、まだ映画を観てない人は、そのつもりでm(_ _)m 「悪いことしましょ!」で一番心に残っているセリフは3つ。カッコよすぎて忘れられません(笑)1つ目と2つ目は、主人公エリオットが逮捕され牢獄に入れられている時、ある男性が言ったセリフ。「You'll Get it」と「Just a really good friend」。このシーンでの会話だけでも、この映画を観てよかった!と思えるはず。すごくエールフルな場面です。ハッと目が覚める感じの気づきをもらえますよ☆ そして3つ目は、主人公エリオットが悪魔役のエリザベスに向かって「結果ばかり求めてたけど、そうなっていく過程こそが大事なんだと気づいた」と言って、他人の幸せを初めて願い事に取り入れるんですね。これはゲーテの「ファウスト」ですよね。この映画は現代版「ファウスト」と言っていいでしょう。 てか、前述の「恋はデジャ・ブ」も欲望を追い求めてばかりいた主人公が、いつまでも満たされず、最後は他人への奉仕の心に幸せを見出すというストーリーでしたね。しかも監督はハロルド・ライミス!たまたま、この2作をラブコメ一覧ページの1作目と2作目に挙げたんですが、記事を書いていて自分の好みがよくわかりました(笑) 話がそれましたが、「悪いことしましョ!」すごくオススメです。ちなみに本作は1967年の同題イギリス映画「Bedazzled」のリメイクになります。こちらは、まだ見たことがないのですが、Amazonで普通にDVD売ってました。見てみたいかも♪ ↓左が2000年公開のアメリカ版(リメイク)「悪いことしましョ!」で、右が1967年のイギリス映画(オリジナル)「Bedazzled」。 「恋はデジャ・ブ」は最高のエール映画でSHOW?
![]() 「恋はデジャ・ブ」は、1993年に公開されたアメリカ映画で、2014年2月に亡くなってしまったハロルド・ライミスが脚本・監督を務めたコロンビア映画の作品です。 (コロンビア映画は1989年に約5000億円でソニーに買収され、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの一部となりました) 原題は「Groundhog Day」で、意味は2月2日にアメリカやカナダで行われる春の訪れを占う一種のお祭り行事のことです。グラウンドホッグというでっかいリス(とかハリネズミとか)が主役で、春はもうすぐ来るのかどうかを人間が聞きます。もしも冬眠から目覚めても、自分の影を見ると驚いて巣に戻ってしまうため、冬が続くと伝えられているそうです。 え?原題と邦題が違いすぎるって?ほっときましょう(笑)それより、あなたなら、どんな邦題をつけますか?僕なら「春よ、恋」「もしも明日が来ないなら」「今日1日の生き方」「タイム・ループの恋」・・・う~ん、でもやっぱり「グラウンドホグ・デイ」かな?(笑)それか「as good as it gets」。あ!「恋愛小説家」の原題になっちゃった(笑) さて、ハロルド・ライミスと言えば1984年の大ヒット映画「ゴーストバスターズ」に主演。ビル・マーレイ、ダン・エイクロイドと共に3人の博士のうちの1人を演じ、ダンとハロルドは脚本も担当しました。 本作「恋はデジャ・ブ」は、そんなビル・マーレイを主演のフィル・コナーズ役に起用して、ハロルドが脚本、監督、製作を手がけた作品です。ヒロインのリタ役は、映画「セックスと嘘とビデオテープ」で有名になったアンディ・マクダウェルという女優さん。すごく可愛らしくて、知的で、綺麗ですねヽ(´▽`)/ 本作「恋はデジャ・ブ」は、ストーリーがすごく面白くて、突然、毎朝、目が覚めると同じ日(2月2日)!という、いわゆるタイムループに陥った主人公が、何度も何度もまったく同じ1日を繰り返すことしかできなくなってしまいます。 予告編・・・日本語版は見つけられませんでした。。。マジか(^^; 英語版の予告で雰囲気をどうぞ☆ ![]() 主人公のフィル・コナーズは初めは、何をしても不死身でしかも次の日には、町の人たちの記憶ごとリセットされるようなので、やりたい放題な生き方をしますが、そのうち知れば知るほど尊敬できる女性に真剣な想いを寄せるようになり、なんとかその女性を口説こうとします。 しかし何度やり直しても1日では、とても恋愛を成就させることができません。 愛する人と結ばれることを果たせないまま、死ぬこともできず永遠とループする時間の中で絶望感にかられますが、やがて何かを悟ったように他人の幸せに尽力する毎日を生きようと決意。様々な人たちと触れ合い、たくさんの町人たちを毎日助けるようになり、多くの人から感謝される人物となっていきます。 すると、今度は意中の女性の方が、フィルのことを気にかけ始めるようになるのです。さあ、その後2人はどうなるのか、時間ループからは抜け出せるのか?それは見てのお楽しみ☆ 主人公フィルは、はじめ自分の欲望を満たすことしか考えていなかった利己的で自己中な生き方をしていましたが、やがて人間愛に満ちた男性へと成長していくというSFチックなラブ・コメディになっています。 ストーリー的にはゲーテの「ファウスト」に、ちょっと似てるかな?人間が自分を幸せにするために一番よい方法は、他人を幸せにすること。それはナゼなのか、理由を教えてくれているような物語☆ 「人間は、自分の欲望を満たそうと躍起になっているうちは幸せになれず、他人を助け親切心から喜ばせようと一生懸命になる、そんな1日を過ごすようになって初めて自分自身を幸せにできる」 そんなメッセージが込められた素晴らしいエール映画ですね。ことわざ?で言えば、「情けは人の為ならず 巡り巡って己が為」ですね☆ ところで本作を何度みても考えさせられるのが、なぜ、どのタイミングで主人公は他人を助けるような1日を繰り返そうと決意したんでしょうか?そのきっかけは何だったのでしょうか? 素晴らしい女性と出会えたことで、自分が受けた親切や善意を誰かに返してみようと思ったのでしょうか?人は誰かから愛情をもらえたら、その愛情に応えようという心理が働くものだからなのでしょうか?それとも諦めから?無欲になったら、自然とほっとけなくなったのかな? いや待てよ、そういえば、ある浮浪者のおじいさんが死んでしまうのを何度も助けようとするのに、どうしても助けられなかったという体験をしたんだ。その後くらいからだな、変ったのは。どうにもならないこともあると知り、ならば、どうにかできるものは全力で助けてみようと思ったのかな? ところで、バートランド・ラッセルというイギリスの哲学者の言葉に、こんなのがあります。 「現代の人は、昔は誰もが持っていた『詩心』というものを失ってしまった。その理由としては誰もが時間に追われるようになり、『次のこと』『次の日のこと』に気をとられて、今を謳歌できないからだ」 というような内容です。この映画でも、同じようなセリフが出てきます。 「明日どうなろうと、未来の人生がどうなろうと、今、君と一緒にいられて僕は幸せだ」 常に未来のための今を生きるような打算的な人生は終わりにして、今を幸せにするために毎日を100%で生きよう!というメッセージが込められているのかもしれませんね。 もしくは、数学的な思考を捨て、文学的な人生に酔えと言っているのかもしれません。う~ん、このへん、も一回見て考えてみようっと(笑) あ、バートランド・ラッセルは、アルバート・アインシュタイン博士と共に、核兵器反対を唱えた「ラッセル=アインシュタイン宣言」でも有名なアノ人ですよ。素晴らしい著書が多いので、知らなかったという人はぜひ読んでみてね。 余談ですが、主人公がピアノを習おうと決意した時にカフェで流れていたのはモーツァルトのピアノソナタで、ピアノ教室で習っていた曲はラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏です。後に、すっかり成長した主人公がパーティー会場で弾いていた曲は、この曲をジャズ風?ダンス曲風?にアレンジしたものかな?ご興味のある方は探してみて下さいね♪ 「恋はデジャ・ブ」は、すごく学ぶ点が多く、希望とエールをたくさんくれる名画ですヽ(´▽`)/ダイスキ~♪ ![]()
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