まず前提知識として、視聴率ってアメリカではRating(レイティング)とShare(シェア)の2つがあります。
ざっくり違いを解説すると、
レイティングは「TVを持っている全世帯のうち、特定の番組を観ている世帯数はどのくらい?」
シェアは「TVをつけている全世帯のうち、特定の番組を観ているの世帯数がどのくらい?」
つまりレイティングというのは、TVの電源をつけてようがつけてまいが関係ない状態で調査し、シェアはどこかしらチャンネルを観ている人達の中で選択されている番組の視聴率ということになります。
■ 地上波とケーブル局
あとアメリカの場合、日本よりも多チャンネル化が進んでいて、メジャーな地上波ネットワークはABC、CBS、NBC、FOX、CWの5局、それ以外にSHOWTIME、USA、HBOなどのケーブル局があります。
違いは、規制のゆるさ(笑)過激な描写やテーマを扱うときはケーブル局でないと放送できません。予算的には地上波ネットワークのほうが持っていますので規模やメジャー感は上ですけどね。
あと地上局は1シーズン24話が通常ですが、ケーブル局は1シーズン16話前後、少ない時は10話未満ということもあります。
そして視聴率に関しては、日本と同様に国民全体の視聴率というのもありますが、アメリカではそれ以外に18~49才までに対象を絞った視聴率というものがあり、こちらの方がより重要視されています。あと、視聴者数もよく参考に挙げられますね。
さらに時間帯も区分されていて、一番競争率の激しい注目の時間帯はプライムタイムです。
プライムタイムは、月曜日~土曜日の20時-23時と、日曜日の19時-23時までの時間帯を指します。
■ 全米視聴率ならニールセン
それでは、いよいよ視聴率のお話に移ります
まず視聴率を調べている会社としては、ニールセンという会社が一番有名みたい。
ニールセンは、
トップ10リストのページを公開しています。
ここでは、プライムタイムの主要地上波のTV番組トップ10と、ケーブル局のTV番組トップ10を見ることができるようです。
更新頻度はいまいちわからりません(汗)が、12月23日現在に見たら、12月8日の週と書いてありました。どういう頻度で更新・公開してるんだろう?もう少し観察してみます。
■ ハリウッド・リポーターでも視聴率
あと、ハリウッド・レポーターという有名なエンタメ誌が運営している
コチラのサイトでも、視聴率のランキングを観ることができます。
データ元はニールセンでなく、Viewershipというところからもらっているみたいです。
こちらも更新頻度が書いてないのですが、おそらく毎日更新だと思います。こっちのほうがこまめにチェックできそう☆
■ 歴代のTVシリーズ最終回の視聴者数ランキング
このページでは、世界三大映画祭の中でも、ドイツで毎年2月に開催されているベルリン国際映画祭の最高賞である金熊賞(きんくましょう)を受賞した歴代映画を一覧にまとめています。
■ 世界三大映画祭というのは、
ヴェネツィア国際映画祭、
カンヌ国際映画祭、
ベルリン国際映画祭
のこと。
最も古い歴史を持つのはイタリアのベネチア国際映画祭で、フランスのカンヌ国際映画祭は同時開催される国際見本市が有名。
ではベルリン国際映画祭はというと、3つの映画祭のうち唯一都市部で開催されているため、来場者数が一番多いんですね。
だいたい10日間前後開催されるようですが、その間に世界中から30万人から40万人が集まるそうです。
1951年から始まり、三大映画祭の中では一番後発。ヨーロピアン・フィルム・マーケットという見本市も同時開催されています。
あ、あと金熊賞は現在は「きんくましょう」と呼ばれるのが一般的ですが、昔は「きんゆうしょう」と呼ばれていたみたい。なぜ金熊なのかは、ベルリンの紋章が熊だから。
2014年現在までのところ、2回以上、金熊賞を受賞しているのは、アメリカを中心に活躍している台湾の映画監督アン・リーのみです。
■ 日本人監督の作品は、
宮崎駿の「千と千尋の神隠し」、
今井正の「武士道残酷物語」
の2作が2014年現在までのところ受賞しています。
それと、日本の女優がこれまで4度も主演女優賞に輝いています。
今村昌平監督「にっぽん昆虫記」(1963)の左幸子(ひだり さちこ)、
熊井啓監督「サンダカン八番娼館 望郷」(1975)の田中絹代、
若松孝二監督「キャタピラー」(2010)の寺島しのぶ、
山田洋次監督「小さいおうち」(2014)の黒木華
が主演女優賞を受賞しているんですね!(2014年現在)
これ結構スゴイと思うんですが、日本では不思議と、あまり知られてないかも?
このページでは、世界三大映画祭の中でも、フランスで毎年5月に開催されているカンヌ映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞した歴代映画を一覧にまとめています。
■ 世界三大映画祭というのは、
ヴェネツィア国際映画祭、
カンヌ国際映画祭、
ベルリン国際映画祭
のこと。
最も古い歴史を持つのはイタリアのベネチア国際映画祭ですが、フランスのカンヌ国際映画祭は何といっても同時開催される国際見本市で有名です。
実はこの見本市も、世界三大マーケットのうちの1つに数えられる大規模なものなんですね。見本市というのは、映画プロデューサーやバイヤーが何千人も集まり、新作の買い付けに来ている映画配給会社の人間に作品をアピールする場所です。
まだ作品が完成していなくても売買されるそうで、プレゼンテーションが行われたり、パーティーが開かれ、資料が配られ、役者や製作者などが出席する華やかな場でもあります。
世界三大マーケットのうち残りの2つは、ミラノ国際映画見本市と、アメリカン・フィルム・マーケットです。
余談ですが、見本市と言えば海外ドラマやリアリティ・ショーなどTV番組のお披露目会で有名なのは、
LAスクリーニングというアメリカのテレビ局大手6スタジオが主催する試写会で毎年5月頃にアメリカのロサンゼルスで行われています。
このページでは、世界三大映画祭の中でも一番歴史が古い、ヴェネチア国際映画祭の最高賞、金獅子賞の歴代映画作品を一覧にまとめています。
■ 世界三大映画祭というのは、
ヴェネツィア国際映画祭、
カンヌ国際映画祭、
ベルリン国際映画祭
のこと。
そのうちヴェネチア国際映画祭は、毎年イタリアで8月下旬~9月上旬に開催され1932年から始まっています。
そんなベネチア国際映画祭の最高賞が、金獅子賞 (きんじししょう)。金獅子賞はライオンの形をしているトロフィーを授与されるのですが、ヴェネツィアの守護聖人である聖マルコを表すシンボルがライオンというところから由来しています。
1週間から10日間ほどの期間開催されて、その間に100本程もの映画作品が上映されるんですよ!
ちなみに、ベネチアというのはイタリア語読み。英語ではヴェニス(ベニス)という発音になります。
日本語でもベネチアと呼ばれたり、ベニスと呼ばれたりして混乱しますが、実は同じ都市の名前を意味しています。つまり「ベニスの商人」の舞台も、ベネチア国際映画祭の舞台も、同じ都市ということですね(笑)
なお、第二次世界大戦やフランスの五月革命の影響で開催できなかった年があります。(1943年~1945年)(1969年~1979年)
一般客でもチケットを購入すれば入場できるみたい☆審査員は映画監督はじめ業界関係者。
最初はイタリアの独裁者だったムッソリーニ首相のプロパガンダ(政治活動の一種)として映画祭が開催されていたようです。だから初期の頃はムッソリーニ賞が最高賞だったとか。金獅子賞という名前になったのは、1949年からです。
■ 日本人監督の作品は、
黒澤明の「羅生門」、
稲垣浩の「無法松の一生」(三船敏郎主演版)、
北野武の「HANA-BI」
の3つの邦画が、金獅子賞に輝いています。(2014年現在)
テレビ朝日で放送していた「日曜洋画劇場」の映画解説者として有名だった淀川長治(よどがわ ながはる)さん。
彼の独特な語り口調と、最後に言う決まり文句「サヨナラ、さよなら、サヨナラ」も日本で知らないくらい有名ですね。
チャップリンや、フランク・キャプラと言った伝説的なハリウッド映画人たちともインタビューをしたり交流があったというから驚きですよね。
このページでは、そんな淀川長治さんと30年来の付き合いがあったという映像作家の岡田喜一郎という人が、淀川さんの許可を得て完成させた「
淀川長治 究極の映画ベスト100」という本で紹介している名画100本を参考に、何本かピックアップして一覧にしています。
岡田さんは淀川さんに晩年、これまで淀川さんが解説してきた名画の辞典のようなものを出版できたらいいなと思っているんですよ的な話を持ち込んだことがきっかけで、まず「
淀川長治映画ベスト1000」を淀川さんの死後数年経ってから出版。
その後、さらにその中から淀川さんだったらこれを選ぶんじゃないかなという考えのもと、1,000本から100本を厳選して「
淀川長治 究極の映画ベスト100」を発表しました。
スゴイのは、この2冊の本には、1作品ごとにきちんと淀川さんの解説がついているんですね!まさに名画辞典としてオススメの1冊です(´ー`)
それでは、以下がピックアップした一覧表になります。
もちろん全100本をここで紹介はしていませんので、淀川さんの解説+100本が知りたい方は、ぜひ「
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黒澤明監督が生前、「文藝春秋」の企画で100本の映画を選んでいます。
そして、その記事に黒澤明の娘である黒澤和子が、父親から伝え聞いたことや写真などを加え新書「
黒澤明が選んだ100本の映画」として発売されているんですね!
このページでは、黒澤明さんが選んだ映画100本のうち、25本を紹介しておきます。(参考:NAVERまとめ
【巨匠】黒澤明が選ぶ100本の名作)
ちなみに、「
黒澤明が選んだ100本の映画」は、ここで挙げる作品の他にも名作ばかりを取り上げているので読み物としてだけでなく「色んな映画を洋画・邦画わけ隔てなく観てみたいけど何から見ればいいのかわからない」という方にもオススメです。
作品名 | 監督名 |
「散り行く花」 (1919) | D・W・グリフィス |
「カリガリ博士」 (1919) | ロベルト・ヴィーネ |
「ドクトル・マブゼ」 (1922) | フリッツ・ラング |
「黄金狂時代」 (1925) | チャールズ・チャップリン |
「アッシャー家の末裔」 (1928) | ジャン・エプスタイン |
「アンダルシアの犬」 (1928) | ルイス・ブニュエル |
「モロッコ」 … Continue Reading ››
映画のお供として昔から人気のポップコーンですが、最近は、色んな味が楽しめたり、ちょっと高級だけどメチャクチャ濃厚でオイシイと評判のメーカーが登場したりと、ポップコーンブームが起きていますね☆
特に、アメリカはシカゴ発の「ギャレット」は原宿に日本初の店舗がオープンするやいなや、大行列ができるほどの人気ぶりです。
さらにアメリカのシアトル発で、種類豊富なフレーバーが楽しめる「KuKuRuZa」(ククルザ)も、表参道ヒルズに店舗を構え、こちらも大盛況ぶりとなっています。
そして日本発のHillValley(ヒルバレー)というポップコーン専門店も、中目黒にあり、こちらも体にやさしいフワっとしたポップコーンとして、連日のように行列ができる人気店のようです。
残念なのは、どれも2014年現在のところ、探してみたのですが楽天やAmazonでは売っていないという点かな。
できたてを食べてほしいということなのかな?たしか一度、高島屋(だったかな?)では売ってたことがあるみたいですが。
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